無外流とは!?
江戸時代に活躍した『辻月丹資茂 つじげったんすけしげ』を祖とした流派です。
慶安元年(1648年)近江の国(滋賀県)甲賀郡に生まれています。(甲賀忍者か??)
享保12年(1727年)6/23に79歳で没。
ん?辻月丹なんて知らない??
小説や時代劇で有名な池波正太郎原作『剣客商売』の主人公
秋山小兵衛が使っているのが無外流です。
映画『雨あがる』で寺尾聡演じる三沢伊兵衛が使っているのも無外流です。
もっとわかりやすいのが新撰組の斉藤一でしょうか。
本当なのかどうか審議の別れるところですけど、有名ですね。
しかし!辻月丹のころは居合ではなかった。
無外流に居合を取り入れたのは八代目 高橋八助充亮とその実弟によるものなのです。
無外流組太刀・剣術
これらは居合刀ではなく木太刀を使って二人で打ち合います。
居合刀を使ったらボロボロになります。
短杖術
短杖すなわち短い杖。お年寄りが突くような杖・ステッキ等が武器になります。
(最近はあまり杖を突く人は見かけませんが)
東征流短杖術
財団法人無外流の無外流明思派、新名ご宗家が護身術のために作られたものです。
(正確にはもう一人の方と協力して)
相手は暴漢なので、棒や鉄パイプ、ナイフなどでの攻撃を想定しています。
稽古は少し短めの竹刀を使います。
最近はスポンジの棒で稽古しています。
内田流短杖術
これは護身術ではなく武道。相手は刀。
刀を相手に短い杖でいかにさばくか。
樫の短杖を使います。相手は木太刀。 |